こんにちは。
グラフィックデザイナーのトヨトミです。
デザイナーであるみなさんは一度は作ったことがあるかと思います。
そう、それは「ポートフォリオ」です。
就職する際や転職する際には必ず必要になるポートフォリオ。
デザイナーのポートフォリオの作り方!基本の3ステップ
ポートフォリオを一度も作ったことがない!
何に気をつけて作ったらいいのか分からない!
という方のために、
ポートフォリオを作成する際にする基本的な3ステップを教えます。
一度も作成したことがないという方に向けた記事ですが、自分のポートフォリオをすでに持っている人も、基本的なことなんて知ってるよ、という人でもおさらいをする意味で読んでいただけると嬉しいです。
①自分=1つの会社に見立てる
ポートフォリオは、自分は何ができるのか、これまでどういう作品を作ってきたのか。
それを面接の際にアピールする、いわば作品集です。
イメージとしては会社のホームページです。
ホームページには会社概要があり、これまでの制作実績があり、部署紹介などがありますよね。
その会社がどのような会社で、これまでどんな仕事をしてきたのか、そしていろいろな部署があることでどのような仕事ができるのか。
分かりやすくまとめられています。
なので、ポートフォリオを作成する際は、自分を1つの会社として見立てると作成しやすいでしょう。
ただし、あれもこれもと詰め込みすぎてしまっては大ボリュームになり、最後まで見てもらえない可能性があります。
全体はシンプルに分かりやすくまとめるのがいいでしょう。
②必要なことはしっかり明記
自分を1つの会社に見立てることができたら、次は必要なことをまとめていきましょう。
作品がきちんとのっているかもちろん大事なことですが、その作品に対してちゃんと説明があるかも大事なことです。
ポートフォリオは持って口頭で説明できるとは限りません。
郵送で送って終わり、ということもありえます。
そのため、作品一つひとつにどのような経緯で作成されたものか、作品のコンセプトやどのくらいのスピードがかかったのか、この作品でどのような力を発揮しているか…などは記入しておきましょう。
もちろん、自分の自己紹介ページも忘れずに。
③最後に全体を見直してみる
最後にやっておきたいことは、全体を見直してみることです。
このレイアウトで自分の能力が伝わるか、必要な項目が漏れなく記入されているか、全体を最初から最後まで一通り見直しましょう。
また、余裕があればポートフォリオの装丁にこだわるのもいいでしょう。
ただ、装丁にこだわるのであれば、それにともなった内容であることが大事です。
装丁をただ豪華にしてみても、中身がともなっていなければ意味がありません。
ポートフォリオは自分自身そのものです。
ただ着飾っただけの人にみられてもしょうがないでしょう。
そう意味でも最初から最後まで筋が通ったポートフォリオであるか、客観的な立場で見直してみましょう。
また、第三者に見せて何かアドバイスをもらってもよいでしょう。
より客観的な立場で見てもらえるはずです。
伝わりやすいデザイナー ポートフォリオ まとめ
いかがでしたか?
ポートフォリオを作る際はついつい作品の質を重視しがちですが、全体の流れであったり、レイアウト、将来性がみえてくるかといったことが重要だったりします。
ちなみに私は初めてポートフォリオを作った際、ただただ作った作品を並べただけで、自分の持つ力を全くアピールできていなかったです。
無知って本当に怖いですね…。
今となってはいい失敗だったなと思いますが。
みなさんはこんなことにならないよう、自分を1つの会社だと思って作ってみてください。
なんならデザイン会社のホームページを参考にしてみてもいいでしょう。
全体の流れなどはとても参考になると思います。
それでは、今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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