横綱の白鵬が大相撲九州場所で4場所ぶりの43回目の優勝を果たしました。
しかし、九州場所で張り手・かち上げを多用したとして
横綱審議委員会(横審)から取り口が見苦しいと批判されていたようです。
白鵬はここ数年サポーターをしており、それがかち上げ対策なのでは?と話題になっています。
白鵬の右肘のサポーターはいつから着用している?
両国技館で行われた定例会合で、白鵬の張り手やかち上げについて
以下のような話し合いがあったとのことです。
張り手やかち上げは、ちょっとやり過ぎではないか。横綱として見苦しいと多くの意見が出た。
43回の優勝は史上最高の実力者で大横綱になっていると思うが、名横綱と言われる存在になってほしい。
(引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12011101/?all=1)
名横綱への異例の要望もあったようです。
白鵬は幕下時代の怪我が原因で右ひじにサポーターを着けるようになったそうですが、
そのサポーターがあまりに強く武器になっているのでは?と言われています。
幕下時代に、ひじを故障していました。白鵬は、左手で上手を取り、右手で差す右四つですが、右手で差す時、腕を曲げずに差していた。これは棒差しといって、ひじを痛めやすいのです。それで、サポーターをするようになったのですが、3年ほど前から、そのサポーターが異常に硬くなった。しかも、2重に付けている。特注品で、それが今や“武器”になっていますね
(引用:https://news.livedoor.com/article/detail/17461536/)
一体、白鵬はいつからサポーターを着けているのでしょうか?
ネットでこのような声を見つけました。
あれ?白鵬の肘のサポーターっていつからあったっけ?
— きゅーコ@うたプリ映画。。✨🙏✨ (@qko_i) May 16, 2015
白鵬の今日の右肘のサポーターはカチ上げ用に、支度しただけなんじゃないかと思う。日馬富士、照ノ富士に勝ってきてる佐田の海に徹底する狙い、左張って勢いつけて右カチ上げ、炸裂の瞬間もう佐田の海腰がヘタってた。 pic.twitter.com/C1dIG2YMem
— rock_is_dead11 (@rock_is_dead11) May 16, 2015
これはどちらも2015年5月のことなので、少なくともこの時期から着用しているのではないでしょうか?
2016年の1月の初場所中にも右ひじにサポーターを着けている様子が
2016年3月の東スポの記事中にも見られました。
昨年11月の九州場所は初日から12連勝後に3連敗。1月の初場所は10連勝してから終盤に3敗を喫した。場所中は古傷の右ヒジにサポーターを着用するなど状態は万全ではない。関係者によると「病院の検査では(右ヒジの)骨に深刻な異常があった
(引用:https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/sumou/513429/)
白鵬の右肘のサポーターのメーカーはどこのブランド?
白鵬が右肘に巻いているサポーターは特殊なもので一般のものより固めにできているそうです。
2018年2月1日発売の週刊新潮で元貴乃花親方がこのように語っています。
彼(白鵬)が巻いているサポーターというのは特殊なものらしい。どうやら業者に特別に作らせて、一般の物よりも硬めに出来ているそうです。そういうものを使うのは卑怯です――
(引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2018/02020800/?all=1&page=1)
白鵬の右肘のサポーターはどこのメーカーのものを使用しているのでしょうか。
このサポーターの真ん中の白いのは何でしょうか??わかる方、教えてください。
専門的な事がわかりません。激しく接触するのに、相手がよく分からないものを身につけていては、怖くてぶつかれません。#sumo#白鵬#相撲協会#サポーター#整形外科医 などの専門の先生へ#外科#肘 pic.twitter.com/6YIDOTsmf5
— 太郎山田 (@76thstarship) January 20, 2019
白鵬はサポーターを2枚重ねで使用しており、
とあるメーカーの製品を使用しているようです。
白鵬が使用しているサポーターの“ベース”になっているのは、あるメーカーの製品である。
「映像を見る限り、白鵬関は一般の方が膝にするサポーターをひじに装着している。使い始めたのは2、3年前からのようです。内側の物はウール素材で、色はオフホワイト。外側にしているのは強圧迫サポーターと呼ばれる物。(引用:https://news.livedoor.com/article/detail/17461536/)
サポーターで有名なところは
- D&M ディーアンドエム
- SIGMAX シグマックス ZAMST ザムスト
- ファイテン PHITEN
- ムトーエンタープライズ MUTOH ENTERPRISES
- 丸光産業 MARUMITSU
- ソルボ
- バンテリンコーワ
など、この他にもたくさんありすぎて
残念ながら特定することはできませんでした…。
しかし、このサポーターは顔にあたった場合はかなり痛そうです。
強圧迫サポーターは、つけている部分を強く締め付ける物で、力を入れやすくなり、添え木のような効果があります。素材はレーヨン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン。ナイロンはかつて釣糸にも使われていた素材で、シャリシャリした手触りが出ます。顔に当たった場合、厚みがあるので、硬く感じるでしょうし、痛いと思います。また、繊維の編み目が比較的粗いので、こすれると摩擦で痛いはずです
(引用:https://news.livedoor.com/article/detail/17461536/)
その威力を物語るかのように、2016年の夏場所の豪栄道との取り組みでは
豪栄道は右肘をもろにくらい左眼窩内壁骨折を負っています。
【動画】白鵬が遠藤にかち上げで流血!
今回の九州場所のかち上げで特にひどかったと言われているのが、12日目の遠藤との取り組み。
立ち合いで白鵬は左の張り手。そして右のかち上げで遠藤の顔面をねらい、サポーターをこすりつけるように打っていた。さらに、また顔面をねらった右の張り手です。遠藤は戦意喪失したように腰砕けになって前へ落ちました。これはもう相撲ではないですよ
(引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12011101/?all=1)
その遠藤との取り組みの様子がこちら。
たしかにサポーターをこすりつけるように
遠藤の顎あたりをめがけて2回かち上げをしているように見えます。
ちなみに九州場所で15場所中10場所で
張り手もしくはかち上げを使用していたとのことです。
- 1日目 北勝富士・右かち上げ
- 2日目 大栄翔・右かち上げをかけるも、大栄翔に読まれ空振り。押し出されて黒星
- 3日目 朝乃山・右から張り手
- 6日目 明生・左から張り手
- 8日目 玉鷲・左から張り手
- 9日目 琴勇輝・左から張り手
- 12日目 遠藤・左から張り手、右かち上げ、右から張り手
- 13日目 阿炎・左から張り手
- 14日目 御嶽海・右から張り手
- 千秋楽 貴景勝・左から張り手
張り手やかち上げは大関以下が使う技らしく、1場所で半分以上使用していたのは前代未聞とのことです。
白鵬のかち上げとサポーター まとめ
白鵬のかち上げと右肘に着用しているサポーターについてまとめました。
横綱審議委員会からも指摘があるようなので、
今後何かしらの動きがあるかもしれないですね。
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