みなさん、こんにちは。
グラフィックデザイナーのトヨトミです。
もう3月も半ばにさしかかってますが、
花粉症大丈夫ですか?
デザイナーで花粉症の人は以外に多いんじゃないでしょうか。
トヨトミ調べではデザイナーの約8割が花粉症です。
私ももれなく花粉症…。
私含め花粉症の方が手放せないのがテイッシュ。
でもいつも使っているティッシュだと、かみすぎると鼻の周りが荒れてかさかさに。
そんな時は「鼻セレブ」ですよね!
鼻セレブは品質はもちろん、
パッケージデザインが他のティッシュに比べて
とっても可愛いですよね。
絶対パッケージを見て購入を決めている人も多いと思うんです。
そこで今日は、鼻セレブのパッケージデザインを研究したいと思います。
鼻セレブのデザインに使われている動物は?
鼻セレブのパッケージに使われている動物は、
うさぎやイタチ、アザラシにペンギンと
みんな白くて毛がふわふわ。
しかも、みんなこっちを向いて目をうるうるさせています。
なんかズルいですよね(笑)。
他のティッシュのパッケージに比べると、
動物を使っているせいかあたたかい印象があります。
テッィシュケースの角がとがっているせいもあり、
ロゴだけのティッシュというのはどうしても堅い印象です。
ティッシュに動物!?(しかもリアル)と思うかもしれませんが、
うまくデザインに溶け込んでいて、考えれたバランスだなーと思います。
ちなみに、パッケージに使われている動物の正式な種類は
- ネザーランドドワーフ
- イイズナ
- タテゴトアザラシ
- 皇帝ペンギンの雛
- ジャイアントパンダ
などです。
なぜ鼻セレブのデザインに動物が使われるの?
なぜ動物を使ったパッケージデザインがズルいのか、
なぜついつい手に取ってしまうのか。
それは、動物が万人受けする存在だからだと私は思います。
誰もが絶対一度は目にしたことがありますし、
こどもの絵本でもきまって動物って出てきますよね?
小さい頃からの刷り込みのおかげなのか、動物が描かれたものはポスターでも本でも、とにかく動物が視界に映ったら私はなんでもついつい見ちゃいます(笑)。
小さいこどももお姉さんもお兄さんも、お母さんやお父さんも、
親戚のおじさん、おばさんも、おじいちゃんやおばあちゃんも。
動物って誰が見ても不快になることはないですよね。
それどころか誰からも愛される存在です。
それを広告のデザインに使わない手はないですよね!
ティッシュは日常的に誰もが使うもの。
なので、鼻セレブはパッケージデザインに動物を使ったのかもしれませんね。
鼻セレブも活用!広告ビジュアルの鉄板!『3Bの法則』
世界的にも広告で3Bを使うと効果的だという法則があります。
3Bとは、
Baby=赤ちゃん
beauty=美人
beast=動物
です。
この3つは無条件に、人がきになる存在だと認識し、ついつい見てしまいます。
ついつい見てしまうということは認識されやすく、広告効果が自然と高まります。
赤ちゃんは、あどけない可愛さで多くの人の心を虜にします。
家族をターゲットにする広告にはよく起用されているイメージです。
美人も言わずもがなですね。綺麗な人は女子の憧れでもあり、男子の憧れでもあります。
そのため多くの広告で起用されています。
動物は先ほど説明した通りです。
しかし私は、美人や赤ちゃんより動物には圧倒的な支持率があると個人的には思っています。
美人は美人でも人によっては好みが別れることもありますしね。
最近でいうと印象的だったCMはamazonのものでしょうか。
とある家族に赤ちゃんが生まれましたが、なぜかわんちゃんが近寄ると赤ちゃんは泣き出してしまう。
それを見たお父さんがライオンの被り物をわんちゃんにかぶせると、赤ちゃんは笑顔になるというCMです。
動物も出ていますし、赤ちゃんも出ている動画は
多くの人が魅入ってしまったのではないでしょうか。
私も初めて見た時は「か、かわいい…」とつぶやいてしまいましたね。
鼻セレブもデザインに動物を使用しているため、
コンビニなどで見かけたときはついつい見てしまいます。
鼻セレブのパッケージデザイン まとめ
鼻セレブは普段の生活になくてはならないティッシュに、
万人受けする動物を使い見事に大ヒット!
(もちろん「鼻セレブ」というネーミングの効果もありますよ)
つまり、万人に使ってもらいたい商品は、動物をビジュアルに使うと効果的ってことですね!
私もついついイラストなどを書く時は
動物の力に頼っちゃうことが多いです。
(ただ単に人を描くのが苦手だったりするだけですが…)
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