2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』が2月7日に最終回を迎えました。
ネット上ではドラマの終わり方が話題になっていました。
43話では光秀が家康をもてなした際、光秀は膳の運びについて信長に激怒されます。
信長に激怒された光秀は、夢の中で月に届く大樹を切り落とす場面が浮かび、
信長のことを殺意が宿った目で睨みつけてしまう場面で終わりました。
最終回となる44話はどのようなラストだったのでしょうか?
※この記事はネタバレを含みます。
麒麟がくる最終回のネタバレ|光秀は生きている?
信長から理不尽な叱責を受けた光秀は、饗応役の任を解かれます。
さらに、追い打ちをかけるように光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に
相談もなしに乗り出すと信長から告げられます。
ショックを受ける光秀に信長はさらに「備後にいる足利義昭を殺せ」と命じます。
光秀は「できませぬ」と拒否しますが、信長は聞く耳を持ちません。
将軍を討てば「戦が終わる」と考える信長に光秀は
「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめるが、
信長は「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と冷たく言い放ちました。
やがて光秀は伝吾、左馬助、斎藤利三の3人の重臣に
京の本能寺へ向かう。我が敵は本能寺にある。その名は織田信長と申す。
と謀反の決意を伝えました。
信長を討ち、心ある者と手を携え、世を平らかにすることが自分の役目であると考える光秀は、
天正10(1582年)6月2日未明、軍勢を率いて本能寺を急襲します。
本能寺の変
大正10年6月2日。
光秀の軍勢は本能寺を取り囲み、一斉に突入します。
光秀の急襲を蘭丸から告げられた信長。
そのとき、信長の方に矢が刺さり
十兵衛…そなたか…そうか…
と言いながら声高らかに笑いました。
自ら槍や弓、刀を手に光秀の軍勢に応戦しますが、
傷を負ってしまったため、蘭丸に火を付けることを指示します。
わしは、ここで死ぬ。蘭丸、ここへ火をつけよ。わしの首は誰にも渡さぬ。
炎に包まれた信長は、光秀との出会いや大きな国を作ると語り合った頃を思い返し、
炎の中、自ら腹を切り息絶えていきました。
染谷将太ノッブ最高だった
自分の中で信長3本の指に入るわ…
ありがとうありがとう😭#麒麟がくる pic.twitter.com/JELtERhaOu— ス ミ ヨ ン (@sumi_ppe) February 7, 2021
その頃、伊呂波太夫が東庵の家へ行き、光秀が本能寺にいる信長を襲ったと伝えた。
それを聞いた東庵と駒は、言葉を失っていた。
光秀の軍勢が焼けた本能寺から引き上げようとした時、伊呂波太夫が光秀の側に駆け寄って来た。
そして光秀に、帝もきっと喜んでいる。光秀なら美しい都を取り戻してくれると思っているはずだと伝えた。
すると光秀は、
必ず麒麟がくるようにしてみせると、駒殿に伝えて欲しい。
と伊呂波太夫に言いました。
「本能寺の変」後の世の動きについてはナレーションで、
「山崎の戦い」と光秀の死についても
「6月13日。西国から思わぬ速さで戻った、羽柴秀吉が立ち塞がったのである。
光秀は敗れた。世の動きは一気に早まった」
と語られたのみでした。
本能寺の変から3年後
本能寺の変から一気に時が流れ、3年後の大正13年。
光秀は「丹波の山奥に潜み、今も生きている」という噂が…。
その後、駒(門脇麦)は人混みで“光秀らしき男”を目にします。
駒はその人影が人混みの中へ消えていったため見失うも、「十兵衛様」とつぶやきます。
ラストでは“光秀らしき男”が馬にまたがり、疾走。
画面には「完」という文字が浮かび上がりました。
光秀の生死は視聴者の想像に任せる
最後に駒が見かけた人影は光秀だったのか、
明確な表現はせず曖昧に終わった最終回。
ネット上ではラストについて色々な考察がされる中、
制作統括の落合将チーフプロデューサーはこのように語っています。
「『麒麟がくる』最終回で、明智光秀(らしきもの)は、『本能寺の変』の3年後も大地を駆け抜けていきました! あの方は、生きていた光秀で、のちに家康を助けるのか、または駒が見た希望の幻なのか、はたまたただの他人の空似なのか……それは視聴者の皆様方のご想像にお任せします!」
「麒麟がくる」光秀が生きている終わり方に大絶賛?
最終回を迎えた『麒麟がくる』。
光秀の生死は視聴者に任せるとチーフプロデューサーは語っていましたが、
終わり方について世間の反応はいかがだったのでしょうか?
信長役の染谷さんが「信長は終始一貫して十兵衛ラブなんです」と言っていたのがよく分かった最終回だった。信長は終始一貫して愛し方が下手な人間だった。光秀も信長を愛していた。だから最後は自ら手にかけるしかなかった。秀吉の方がむしろドライに信長を見ていたという描き方は面白い。#麒麟がくる
— 三浦宏文 MIURA Hirofumi (@HirMiura) February 7, 2021
麒麟がくる、最終回の最後のあれが十兵衛だとしてもそうでなくてもが最後まで満足そうで、個人的にはやはり明智光秀は無念の人というイメージでそれが好きだったので、それが塗り替えられた感があって大層良い終わり方だった。お疲れ様でした。
— aibon (@aibon_mk2) February 7, 2021
色んな捉え方できるよね、多分あれはほんとに十兵衛だったっていうよりはイマジナリー的なものだったり駒の願望も混ざってたんだろうけど、最終的に「みんなに生きててほしいって思われるような人だった」ってキャラとして描かれてて良い感じの余韻があったな
— Hannah (@1d_hs_hannah) February 7, 2021
そして麒麟がくるの描き方はそれぞれどの武将にもその生き方があったのだ、と思わせてくれる人への愛着とその描き方がとても素晴らしかったです・・・!!光秀の最後の決断までの流れ、信長の十兵衛ならば是非もなし、と最後まで大きな世=十兵衛だった所、秀吉・家康の光秀を通した未来像。 #麒麟がくる
— 大和🔥麒麟がくる完走おめでとう🔥 (@0_equal_all2) February 7, 2021
天海ルートというよりも、皆の希望(光秀ロス防止を含む)としての、家康の世に麒麟を連れてくる者という概念としてのエンディングだと思う。
それでこそ、麒麟がくる「完」。でも、画面から見切れている端っこの方に、一生懸命走って走ってついていく岡村菊丸が居るといいな。#麒麟がくる pic.twitter.com/7SOWeBUdfL
— かかまつ (@kakamatsukk) February 7, 2021
ハセヒロ十兵衛は勿論最高やったけど、染谷ノッブがとにかく最高オブ最高だったな…殺陣めちゃくちゃカッコ良かったし、最後のちょっと悦にすら入ってるみたいな表情で亡くなるのも良かった…このお二人だったからこそ更に最高の最終回だったんだな…と…#麒麟がくる
— matsu (@ymzk_yit8) February 7, 2021
終わった、終わってしまったーーー😭😭😭
光秀生存説採ったーーー😂😂😂
胸アツ不可避の最終回でした!1年間本当にありがとうございました!楽しかったです!大河ドラマ全部見たの人生初だったけど、それが「麒麟がくる」で良かったと心から思いました😌
あーもう既にロスだー(泣)!— ハラ (@yofiWPsh24ZbJ25) February 7, 2021
麒麟が来ようが来まいが世が続いていく無常のようなものを感じる良い最終回でした#麒麟がくる
— キム虎 (@soukurokimyan) February 7, 2021
「麒麟がくる」最終回見届けました。
余白というか余韻というか…希望を含ませたラストだったなぁと。湿っぽくなくて良かった。麒麟は駆ける光秀の行く先にいる、観る者それぞれが思い描くよう委ねられた感じがしました。
一年間楽しかった。ありがとうございました😌
#麒麟がくる— うーたん (@ramu_ne5308) February 7, 2021
あえてナレ死にしたうえで3年後生存説がささやられ駒ちゃんが雑踏にその面影を感じるとこまでやってくれたの、新しいな~!と 個人的にこの大河は光秀の物語というか「十兵衛と信長」の物語だった感が強かったのでこの終わり方ですごく良かったと思うよ…
— ハルクサ (@bmi3877) February 7, 2021
十兵衛の生死は皆に任せる。
死んでいるかもしれないし、天海説も活かす。
この終わり方、不思議とそんなにロスにならないかも。
これで良かった!
長谷川さんはじめ素敵な俳優さんたち、麒麟がくるチームの皆さん一年お疲れ様でした。#麒麟がくる— りー@キャリア立て直し中の歴史好き (@Ree8cow) February 7, 2021
本能寺の変が終わったあとナレーションで「光秀は敗れた」とあったものの、
3年後に光秀に似た人影を見つける駒。
その後はわかりませんが、みんなの心のなかに光秀は今だ生きていると感じるラストに
ネット上の反応は大絶賛の嵐でした。
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