安倍晋三の国葬のメリットは外交の活発化?デメリットは費用と政治の闇?

2022年9月27日に安倍晋三元首相の国葬が東京・日本武道館にて行われます。

現在安倍元首相の国際について、様々な意見が対立してるようです。

産経新聞社とFNNで行われた合同世論調査(9月17~18日)では、安倍元首相の国葬について賛成31.5%、反対が62.3%という結果に。さらには岸田首相の国会説明に「納得できない」と答えた人は72.6%にのぼりました。

国葬開催に反対する方の大きな理由としては下記2点。

  • 安倍元首相が国際に値する功績をあげたのかが疑問
  • 安倍元首相の「桜を見る会」「旧統一教会」などのネガティブな面を肯定したくない

このような状況下で国葬を行うメリットはあるのでしょうか?

今回の記事では安倍元首相の国葬開催について考えていきたいと思います。

安倍晋三の国葬のメリットは外交の活発化?G7首脳は全員欠席!

(画像引用元:Twitter)

国葬を行うメリットとして真っ先に考えられるのは、有益生のある活発な外交が行われる可能性です。

国家元首やそれに相当する人物の国葬では、世界中から多くの代表者が集まる貴重な機会でしょう。
このような場を利用して有益な外交が行われ政治が動くことは、外交上プラスの面が大きいと考えられます。

現に、1989年に昭和天皇崩御され行われた「大喪の礼」では、参列国の間で活発な弔問外交が繰り広げられ、「中国&インドネシアの国交正常化」「イスラエル・パレスチナの中東和平のきかっけ」に繋がったという説も。

昨今は新型コロナウイルスの影響で、外交の機会が減っている様子も伺えます。今回の安倍元首相の国葬を機に、参列国との外交が活発化することは大きなメリットと言えるでしょう。

一方で、本日25日、G7及び国連常任理事国の首脳全員の安倍晋三元首相国葬欠席が決定したそうです。

これにより国葬のメリットである活発な外交が行われる可能性がかなり低くなったことは否めません。

有益な外交が行われる可能性は低いですが、できる範囲で最大限場を生かして欲しいものです。

安倍晋三の国葬開催の問題点とデメリット

(画像引用元:Twitter)

国葬を行うメリットが外交の活発化なら、デメリットはなんでしょうか?

反対派が問題としている点は、国葬費用・政治の闇の2点です。

以上から安倍元首相の国葬を行うデメリットとしては下記が考えられます。

  • コロナウイルスによる経済難の中、大量に税金を投入してしまうこと
  • 「桜を見る会」「旧統一教会」などのネガティブな話題が薄れ、問題解決から遠ざかる

デメリットを見ると、国葬開催に関するルールの不明確さ・岸田総理の説明不足が問題に感じます。

現状では、国葬を直接規定した法律は存在しません。
それゆえ安倍元首相の国葬に対し、平等性・公共性がないと反発がおきているのではないでしょうか。

もちろん岸田総理があげるように、安倍元首相にもたくさんの功績があります。

一方で、国民の税金・公費を使う以上は「国葬にする理由」を第三者機関が客観的に評価し、国民へ説明する必要があるように感じました。

安倍晋三の国葬|メリットとデメリットまとめ

(画像引用元:Twitter)

今回は安倍元首相の国葬のメリット・デメリットについて考えてみました。

▶︎メリット

  • 参列国との外交の活発化による、政治的な動きに期待ができる

▶︎デメリット

  • 経済難の中での大量の税金投資
  • 「桜を見る会」「旧統一教会」など政治的問題解決から遠ざかること

今回の問題をみていると、明確なルールがないことが反対意見を生んでいるように思います。

安倍元首相の国葬の開催は決定してしまっているので、今回の賛否意見を汲み、今後の国葬に関するルールを決めるきっかけにして欲しいですね。

参列国との外交の様子も見守っていきたいと思います。

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