形(丸・三角・四角)が与える印象を理解してデザイン力アップ!

みなさん、こんにちは。
グラフィックデザイナーのトヨトミです。

デザイナーのみなさんはデザインに迷った時どうしていますか?

柔らかい雰囲気にしたいけど、どのような色を使うか悩む…
スタイリッシュな雰囲気にしたいけど、フォントはどうしようか…

などなど。

色々悩むポイントはあるかと思います。

もちろん“コンセプトから見つめ直す”ということは前提として…
迷った時はデザインのイメージを形に置き換えてみるというのもいいかもしれません。

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形(丸・三角・四角)をデザインに活かす

形と聞いてイメージする種類はどんなものがありますか?
身の回りを見渡してみると色々な形がありますね。

普段の生活の中でも無意識に、形から連想されるイメージを感じ取って商品を選んだりしています。

つまり、形のイメージや意味を理解してデザインに活かすことは、視覚的に訴えることができます。

それが自然とマスターできれば、デザインする上ではとても役立ちそうですね!

形(丸・三角・四角)が与える印象

それぞれの形が持つ意味と、それがどのようなイメージを与えるのかを見てみましょう。

丸(円・楕円)

丸は他の形と比べると、角がないのが特徴ですね。
なので柔らかい印象を与えることができます。

丸のイメージ

  • あたたかみ
  • 柔らかい
  • 優しさ

フォントも丸みを帯びたものを使うことで、上手に与える印象を与えることができそうですね。

私は丸をよく、子ども向けのデザインに使用することが多いです。
子ども向けは硬い印象を与えてはいけないので、フォントも丸く、オブジェクトの形も四角は四角でも、角丸のものを使用しています。

三角

三角は他の形と比べると、角が一番尖っていますね。
注意のアイコンも三角形にビックリマーク「!」のものをよく見かけます。
ただ、その一方で正三角形や二等辺三角形はバランスがとれている形といえるので、安定的なイメージを与えることもあります。

また、標識では「止まれ」などは逆三角形の形をしていますが、これはバランスが取れていた三角形を逆にすることで不安定なイメージを与え注意を促しています。

同じ三角でも逆の意味をもつというのは、デザイン的にもとても面白いですね。

三角のイメージ

  • 危険
  • 攻撃的
  • 不安定
  • 安定
  • バランス

ちなみ豆知識ですが、アメリカやイギリスなどの国では、「止まれ」の標識は八角形です。
日本でも1960年辺りまでは六角形でしたが、より目立つようにより分かりやすくなどといって理由から、現在の逆三角形の標識になりました。

四角(正方形・長方形)

四角はよく見る形ですね。
今このページを見ているパソコンや携帯の画面も四角ですし、今いる部屋の壁も四角、机も全部四角です。

直線と直角で囲まれたものなので、安心感があるんでしょうね。
賞状や大事な書類も四角なので信頼感もあります。

四角のイメージ

  • 安定感
  • 規律性
  • 真面目
  • 安心感
  • 信頼感

私も普段デザインするする時には、少し硬めの企業のパンフレットには四角はよく取り入れます。

フォントも丸っぽいものではなく、ゴシックなどを使うと硬めの印象を与えられます。

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形(丸・三角・四角)が与える印象 まとめ

いかがでしたか。

形を使い分けることによって色々な印象を与えることができそうですね。

今後デザインする時は、見る人に与える印象を考えて形から入るのもいいですね。

それでは、今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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