台風の窓ガラス対策にダンボール!養生テープはあまり効果がない?

台風が多い季節ですが、その中で心配なのが風による被害。

SNSなどに窓ガラス対策として養生テープなどが上がっていますが、

実はあまり意味がないという話もあります。

そこで今回は、台風の窓ガラス対策についてまとめました。

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台風の窓ガラス対策にはダンボール!窓ガラスへのダンボールの貼り方

台風の窓ガラス対策にはシャッターが一番有効ですが、

シャッターがないときはダンボールがおすすめです。

ダンボールは窓ガラスの外側か内側に貼るかでは効果が違います。

窓ガラスの外側に貼る

窓ガラスの外側からダンボールを貼り付けることで

飛散物が窓ガラスに当たって割れてしまう可能性を下げることができます。

ただし、ダンボールは雨には弱く剥がれやすいため

窓枠よりも小さめのダンボールにテープの端を窓ガラスに巻きつけ

室内側に折り返しておくのもよいでしょう。

窓ガラスの内側に貼る

窓ガラスの内側にダンボールを貼り付けることで

割れた窓ガラスの飛散を防ぎます

ダンボールを窓ガラスの大きさに切り、窓枠に養生テープやガムテープで固定しましょう。

できるだけ隙間がないように貼るのが効果的です。

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台風の窓ガラス対策に養生テープはあまり効果がない?

台風の窓ガラス対策としてダンボールの他におすすめされるのが養生テープ。

養生テープを貼れば割れない!窓ガラスの強度が上がる!と思いがちですが、

養生テープは割れることを防いでくれるものではありません。

養生テープは窓ガラスが割れたとき、破片が落ちにくくしてくれるもの

アメリカ合衆国の『連邦緊急事態管理庁(FEMA)』も

「窓へのテーピングは時間と労力のムダであり、飛び散る破片に対しての保護能力もない」ことを2006年7月に発表しています。

Taping your windows is a waste of time and energy. It provides little strength to the glass and no protection against flying debris. Once a Hurricane Warning has been issued you should shutter your doors and windows for protection.

窓をテーピングすることは時間と労力のムダです。ガラスにはほとんど強度がなく、飛び散る破片への保護もありません。ハリケーン(台風)の警告が出たら、ドアと窓を保護するためにシャッターを下ろす必要があります。

出典:Fact Sheet Hurricanes(筆者訳)

台風の窓ガラス対策にダンボール!養生テープはあまり効果がない? まとめ

台風がきたときの窓ガラス対策についてまとめました。

一番良いのはシャッターを下ろすことですが、

なければ窓ガラスの外側や内側に段ボールを貼る、カーテンを下ろすなどして、

大きな破片が室内に勢いよく飛び込んでこないようにしましょう。

養生テープも割れたときに破片が落ちにくくするのに効果的です!

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